林業への想い
私たち”いしい林業”は「森林整備」という、林業事業体としての仕事をひとつのツールとし、地域の人々と共に伊豆の活性化を担っていく団体でありたいと思っています。
現在、時代の変化による国産木材の需要の低下と山を個人ベースで管理してきた人々の世代交代による山離れを受け、間伐などの手入れがされず荒廃していく山々が多いのが現状です。今後、山々を守っていく為には、伝統的な技術だけでなく新たな知恵とまたそれを実現する為の労力が必要とされています。それには出来るだけ多くの人に山の価値を再認識してもらわなくてはなりません。改めて注目してもらえなければならないのです。その為には、単に森林整備をするということだけではなく、森林整備をすることで山々を守り、育てていくことに新たな付加価値を付けることが今後は重要になってきます。
現在、地元団体による里山作りに参加をしており、将来的には炭焼き、農業、植栽などの体験、あるいは伝承ができるフィールドを提供していきたいと考えています。
高性能林業機械
ハーベスタ、フォワーダなどの高性能林業機械を使った仕事
伐倒
人工林の間伐作業では、チェーンソーを使い伐倒を行っています。
支障木伐採
電線や外灯、建物の屋根などにかかった、危険な木や枝などを処理します。
薪生産
かつおぶしをいぶすための薪や、キャンプ場の薪の出荷などに利用される薪の生産を行っています。
しいたけの生産
クヌギのホダギに菌を打ち、しいたけの生産を行っています。
育ったしいたけは南伊豆の道の駅などで販売も行っています。
林業体験
東海大学付属小学校の林業体験や東京大学の体験活動における林業体験の受け入れを行っています。